解決策
起亜エルサルバドルは苦境に立っていた。業界シェアは3位から6位に下落し、2021年12月はパンデミック前の水準を下回って終わり、2022年初頭には月平均の半分も売れない一方で、競合他社は20%成長していた。
オグルヴィ・エルサルバドルのインサイト:エルサルバドル人の90%がバスに乗り、そこでは行商人が何でも売っている。バス利用者は交通費に月約140米ドルを費やしており、これはピカントの最低月額支払額144米ドルに近い。しかし彼らは車は手が届かないものと思い込んでいた。
エージェンシーは実際のバスの後部を切り取り、その中にピカントを載せて101系統を30日間巡回させ、販売員がタブレット上で運賃予算と支払いプランを比較した。1つのショールームが42の停留所を回り、1日4万人にリーチした。
起亜は最初の月に市場シェア3位を、翌月には2位を取り戻した。ピカントは業界販売台数の25%を占めてカテゴリー首位の販売車となり、3か月分の在庫は100%完売した。獲得メディア価値200万米ドルは、50万米ドル未満の有料予算をはるかに上回った。
達成したこと
車をバスへ持ち込み、運賃を支払い額と結びつける
うまくいった理由
バスの中で購入者と出会うことで、ショールームの威圧感と「自分には無理」という思い込みのギャップを同時に取り除く。
運賃と支払い額の比較は、抽象的な価格を乗客がすでに理解している算術に変える。
メディア購入なしの1台の車両が、国内で最も混雑する路線で1日4万人にリーチした。
応用できること
障壁が価格ではなく思い込みであるなら、購入者がすでに立っている場所で算術を示す。製品をその人の毎日の通勤の中に置き、支払いプランをすでに支出している額と比較する。
その後
この事例はエフィーの「グローバル・ベスト・オブ・ザ・ベスト」の小予算カテゴリーで受賞し、起亜は他の市場でもバス・ショールームを再現することを検討した。このアクティベーションは2022年2月から10月までエルサルバドルで実施された。
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出典
- Showroom in a bus — Effie Best of the Best case (Ad Latina / Ad Age) Effie Europe / Ad Latina · effie-europe.com
- A car inside a bus: The first car-showroom on wheels by KIA Picanto Campaigns of the World · campaignsoftheworld.com