ニュージーランド最大の通信事業者Sparkは、自社で実際に解決できる子育ての不安に直面していた。ある調査によると、子どもたちは外で遊ぶ時間の2倍をスクリーンに費やしていた。通常の答えはペアレンタルコントロールだが、Sparkは解決策を自ら構築することを選んだ。

Colenso BBDO、Gilbert Rugby、児童心理学者のエマ・ウッドワード博士とともに、Sparkは外遊びを計測するセンサーを搭載した70個のプロトタイプラグビーボールを製作した。活動的な1分ごとにアプリ内でスクリーンタイムのクレジットが得られ、家族のチャレンジがバランスへと導いた。テレビCMでは、少年がお気に入りのゲームキャラクターに、一緒に過ごす時間を減らすと告げる様子が描かれた。

6週間後、35%の子どもがすでにスクリーンタイムを自己調整し、59%に行動の改善が見られ、68%の家族が一緒に過ごす時間を増やした。Sparkのブランドへの愛着は通信業界の平均を25%上回り、D&ADはこの作品を2020年賞のショートリストに選出した。

外遊びが1分単位でスクリーンタイムを獲得する

遊びが通貨となったため、親による禁止ではなく、子ども自身の活動が制限を決めることになり、子どもはより受け入れやすかった。

スクリーンの時間は割り当てられるのではなく獲得するものとなり、テクノロジーを敵ではなく報酬として捉え直した。

児童心理学者と実際のプロトタイププログラムが、マーケティングのアイデアを家族が信頼するテスト済みの製品へと変えた。

親が恐れる行動を禁止するのではなく、値付けする。望ましい活動を、恐れる活動を解き放つ通貨にすれば、取引が見えて公平であるため、家族は自己調整する。

Sparkはプログラムを継続し、D&ADはPlayを2020年のショートリストに選出した。これにより、社会的な不安を恐怖キャンペーンではなく製品主導のブランド愛着へと変える通信事業者の参考例となった。

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出典

  1. Spark Play — Direct New Ideas, Issue 54 Direct New Ideas · directnewideas.com
  2. Colenso BBDO lands finalist spots on the D&AD shortlist adobo Magazine · adobomagazine.com