解決策
Ars Technicaは2021年2月、Epicが、Fortniteの「Save the World」モードが2019年初頭まで販売していたランダム要素のある「ルートラマ」をめぐる集団訴訟で和解を提案したと報じた。この和解案では、ルートラマを一度でも購入したことのあるすべてのプレイヤーが、自動的に1,000V-Bucks(約8ドル)を受け取る。Epicが2019年10月にランダム要素のあるクレートやキーの販売を停止する前にそれらを購入したRocket Leagueのプレイヤーは、1,000クレジット(約9.10ドル)を受け取る。Epicは、V-Bucksの和解案は世界中のFortniteプレイヤーに適用され、誰も請求する必要はないと述べた。
Epicはまた、米国のプレイヤーに対して最大2,650万ドルの現金およびその他の特典を提供し、請求者1人あたり最大50ドルとした。これは、購入が消費者詐欺または契約違反であったとする請求フォームを提出した者だけが利用できた。保護者の許可なく購入したカリフォルニア州の未成年者も返金の対象だった。Epicの公式見解は、プレイヤーは何にお金を払っているのかを事前に知るべきだというもので、現在は中身が分かるX-Rayラマのみを販売している。
達成したこと
主な支払いを、自社の仮想通貨を自動的に贈る形にし、現金は請求を申し出た者だけに限定した。
うまくいった理由
純粋な仮想通貨は、パブリッシャーにとって直接的なコストがごくわずかである。
もともとV-Bucksを購入するはずだったプレイヤーは、贈られた分をそのまま使うだけなので、実際のコストは見かけの価値より低くなる。
一部の離脱したプレイヤーはこの思わぬ収入をまったく使わないため、コストはさらに下がる。
この贈り物はプレイヤーを呼び戻すきっかけになり得るため、Arsは任天堂の1991年の5ドルクーポンによる和解のように、プロモーションとしても機能し得ると示唆した。
応用できること
消費者との和解では、自社通貨で支払うことで額面よりはるかに低いコストで済み、プロモーションも兼ねることができる。
その後
Epicは、およそ650万人のFortniteプレイヤーと290万人のRocket Leagueプレイヤーが自動支払いを受け取ると推定し、Arsはこれをデジタル商品で7,830万ドル超と評価した。Epicは後に、これらの人数は米国のプレイヤーのみを対象としたもので、非公開の人数の米国外のFortniteプレイヤーにも支払われると明らかにした。Arsは、Epicにとっての実際のコストはその評価額よりはるかに低くなるだろうと判断した。Epicは、この和解案が予備承認を得たと述べた。
出典をたどる
出典
- Epic will pay off class-action loot-box settlement with in-game currency Ars Technica · arstechnica.com ·