2017年11月のBBCの報道で、アーミル・ラフィク・ピアザダ氏は、ビハール州でコミュニティトイレを建設する社会的企業であるシュリー(Sanitation and Health Rights in Indiaの略)について説明している。創業者のプラビン・クマール氏とチャンダン・クマール氏は2010年にカナダ生まれのエンジニア、アヌープ・ジェイン氏と出会った。BBCは、州が運営する多くのトイレが排泄物の処理と維持費の支払いに問題を抱えてきたと指摘している。

シュリーのトイレは排泄物の処理に頼っていない。排泄物をバイオダイジェスターに送り込み、そこで得た電力で地下水を汲み上げるポンプを動かす。水は施設内でろ過され、ボトル詰めにされて1リットル0.5ルピー(約1ペニー)で販売される。その収入が維持費を賄い、トイレは地域住民にとって無料のままとなる。

最初の施設は2014年にビハール州スパウル県のネムア村に開設され、男性用8基、女性用8基のトイレがあり、午前4時から午後10時まで利用できる。創業者らは、政府の施設がない場所にのみ建設し、まず啓発キャンペーンを行うと述べている。障壁は施設の不足だけでなく文化的なものでもあるからだ。

トイレ自身の排泄物で、トイレの維持費を賄う水ビジネスを動かすこと。

バイオダイジェスターによって、排泄物は処理費用として残るのではなく、その場で役立つものになる。

排泄物から得た電力により、ポンプの電気代がなくなる。

ろ過した水には村で確実な需要があるため、収入が毎日繰り返し得られる。

無料のトイレは使われ、建設前の啓発キャンペーンが文化的な障壁に対処する。

無料の公共サービスが維持管理で行き詰まったときは、利用者や州に支払いを求めるのではなく、そのサービスから生じる副産物で資金を賄えないか探すとよい。

BBCによると、シュリーは5つの村にトイレを建設し、それぞれ1日約800回利用され、1日3,000リットルのろ過水を販売していた。各施設の建設費は約3万ドルで、創業者らによれば、稼働し始めれば元が取れるという。ユニセフ・インディアのニコラ・オズベール氏はこのアイデアを興味深いと評したが、バイオダイジェスターが大規模な拡大を制限する可能性があるのではないかと疑問を呈した。創業者らは政府と協力して規模を拡大する計画だった。

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出典

  1. Can poo power solve India's toilet problem? BBC News · bbc.com ·