通常の銀行は主に預金を集めて貸し出すことで収益を得る。セブン銀行の工夫はコンビニATMを中心に据えたことだった。顧客は7-Elevenの店舗で他行のカードを使え、提携銀行は取引ごとにセブン銀行へ受入手数料を支払う。

Gold Onlineは中核の仕組みを次のように説明する。顧客が支払うATM利用手数料は提携銀行に帰属するが、セブン銀行はその銀行から取引ごとの受入手数料を受け取る。したがって、顧客に見えるATM手数料がゼロでもセブン銀行は収益を得る。

Logmiによるセブン銀行の2021年決算の文字起こしは、このモデルがいかに意図的に運営されていたかを示す。同社はATM受入手数料を顧客手数料とは別物と説明し、その後、提携銀行が上昇する取引コストを単に負担することなくセブン銀行ATMを顧客接点として利用できるよう、手数料体系を変更した。

他行が借りるATMになること

7-Eleven店舗は、銀行支店を建てることなく、信頼され利用頻度の高い立地を提供した。

提携銀行は、すべての機械を自ら設置・維持することなく、より広範な現金アクセスを得た。

取引ごとの手数料により、貸出利ざやではなく利用が経済的推進力となった。

このモデルは店舗の床の小さな一角を金融インフラに変えた。

企業が利用頻度の高い物理的ネットワークを握っていれば、既存企業の事業モデル全体と競争するのではなく、既存企業にアクセスを販売できる場合がある。

セブン銀行はATMプラットフォームを中心に20年間成長したが、その後キャッシュレス決済の拡大に適応を迫られた。その後の手数料再設計やキャンペーンは、取引量に依存するモデルの強さと脆さの両方を示している。

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出典

  1. 顧客の取引件数が鍵・・・「セブン銀行」独自の収益モデル The Gold Online · gentosha-go.com ·
  2. セブン銀行、経常収益は前年同期比1.2%増 さらなる成長のための布石として新たなATM受入手数料体系を導入 Logmi Finance · finance.logmi.jp ·