デジタルカメラはしばしば、非常に細かいディテールがベイヤー配列センサーに届く前にぼかすために光学ローパスフィルターを使っていた。これは偽色やモアレを抑えたが、同時にシャープネスも失わせた。

富士フイルムのX-Pro1は別の道を選んだ。DPReviewは、その独自のX-Trans CMOSセンサーを、アンチエイリアシングフィルターなしで色モアレを抑えるための6×6カラーフィルターアレイと評した。

特許ファミリーは、カラー撮像素子向けの正方形6×6基本配列パターンを記述している。狙いは、より難しいデモザイク処理と引き換えに、よりクリーンな光学経路を得ることだった。

センサーの周期性を減らす

サンプリングパターンを変えることで、画像処理が始まる前にエイリアシングへ対処した。

ローパスフィルターを取り除くことで、レンズはより多くの細部をセンサーに届けられるようになった。

この発想は標準的なベイヤー格子をそのまま写すのではなく、フィルムグレインのより不規則な構造から借りたものだった。

これにより富士フイルムは、競合他社が単なる外観の真似ではコピーできないセンサーのアイデンティティを得た。

敵が繰り返し現れるアーティファクトなら、解決策は結果を後からぼかすことではなく、物理的なサンプリング層で繰り返しを取り除くことかもしれない。

X-Transは富士フイルムの上位Xシリーズカメラの特徴的な機能になった。またRAW現像ソフトに、より複雑なデモザイク処理への対応を迫るものでもあり、光学的なシャープネスと計算上の利便性のトレードオフを示している。

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出典

  1. Fujifilm X-Pro1 in-depth review DPReview · dpreview.com
  2. US9313466B2 - Color imaging element Google Patents · patents.google.com ·
  3. Color imaging element Justia Patents · patents.justia.com ·